
NPT(核不拡散条約)再検討会議にむけた原水禁代表団に東京地本から2名参加
核兵器廃絶を世界に
5年ごとにニューヨークの国連本部で開催されるNPT(核不拡散条約)再検討会議に向けて、日本原水協が呼び掛ける代表団に全国の福祉保育労の組合員も7名が参加します。東京地本では施設で介護福祉士をしているMさんと保育園で男性保育士として働くSさんの2名が参加します。2人の決意を紹介します。
【八王子支部Mさん・女性】
被爆70年、日本は長い年月のなかで、さまざまな形で反核運動を途絶えることなく繋いできました。その草の根の運動は世界に広がり、2015年のNPT再検討会議の開催に合わせて世界中の反核運動がニューヨークに集まります。「平和こそ最大の福祉」と打ち出している福祉保育労東京地本の一員としても、核兵器廃絶の願いを一人ひとり確実に広げて、署名に取り組み、その署名を励みにして要請行動に参加していきます。
【新中杉支部Sさん・男性】
私は保育士としている中、2014年8月原水爆禁止世界大会に杉並区代表として参加してきました。
核兵器の恐ろしさはもちろん「平和のための核利用(原子力発電等)」の恐ろしさも改めて考えさせられました。「核と人間は共存できない」と言うことを代表団の方々と話す中で強く感じました。
NPT再検討会議での外交だけでは核兵器全面禁止・廃絶は実現できません。世論や我々市民の運動が後押しします。みなさん、ぜひご協力、ご支援お願いします。
※福祉保育労の代表団は4月25日に成田を出発し、ニューヨークで要請行動などをおこない30日に帰国する予定です。