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平和憲法をまもる!スタート学習会開催しました

今、日本はアメリカといっしょに戦争する国づくりの「後戻りできない地点」まできている!

 9月26日(火)新宿農協会館で「憲法をまもる!スタート学習会」を開催しました。
 突然決まった解散・総選挙が間近に迫る中で、学習会の講師をしていただいた須藤正樹弁護士(代々木総合法律事務所)は、「今、日本はアメリカといっしょに戦争する国づくりの『後戻りできない地点』まできている」と話され、今回の衆議院総選挙は平和憲法を脅かす改憲勢力の台頭を許すかどうかの非常に重要な選挙だと熱弁をふるいました。
 また須藤弁護士は憲法をまもる活動のなかで街頭で演説をした直後に、自衛隊員の親族から「私たちは表立って安保法制の反対を表明できないが、このままでは夫が戦争に行くことになるかもしれない。がんばってほしい」と切実に訴えられたエピソードを紹介しながら、「現行憲法では違憲かもしれないがいのちを張れ」から「合憲だから命を張れ」と自衛隊員に命じることを可能にする9条改憲は自衛隊を軍隊にするものであり、許すことができないと話しました。
 また、防衛(軍事)予算が5兆円を突破したことについても「あくまで5兆円というのは単年度のものであり、一隻数百億もするような軍艦を多数装備している状態は将来に借金をして買っている。この引き換えに削られている者は社会保障費であり、または消費税増税である。みなさんの仕事と戦争はまったく相容れないものだと思う」と話しました。
 学習会後の東京地本の行動提起では、憲法署名のとりくみの推進(目標30,000筆)。各支部や分会で学習会の開催、そして総選挙にむけた小林執行委員長の呼びかけ文書を読んで、総選挙にとりくむことが呼びかけられました。

原水禁世界大会の報告もおこないました
核廃絶にむけた条約批准にむけた運動が世界的にとりくまれている9月20日〜26日に合わせて、学習会のなかで南多摩支部桜ヶ丘第一保育園分会の市來愛さんから報告がされました。
パワーポイントを使い、今も長崎のあちこちに残る原子爆弾の爪痕の紹介や被爆者から直接体験を聞いての感想、核兵器のない平和な世界をめざす長崎のまちの様子が語られました。
市來さんは「被爆者の平均年齢は80歳を超えている。思い出すのも辛い当時のことを私たちに語ってくれている。長崎を最後の被爆地にという願いを私たちが引き継いでいかなければいけないと強く思った」と力強く報告してくれました。

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