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【コラム】労働相談の現場から

論より証拠。メールは保存しておこう!

 東京地本の事務所には、さまざまな労働相談が寄せられてきます。
 この間の経験を踏まえて学んで、みなさんにお知らせしたいことを発信していきたいとおもいます。(ただし、特定されないため、少々脚色をしています。秘密厳守は大原則ですから)
 ある企業が経営する介護事業所で働く女性から上司からセクハラを受けたとの相談がありました。
 荷物を運んでいて両手がふさがっているときに後ろから抱きつかれる、車の運転中に助手席から手を握られる・・・。雇用関係上は上司であり不安定雇用の身分では後の復讐も怖いと悩んでいました。しかし設備改善などを訴え続けていたことが仇となり、雇止めを通告された彼女。
雇用の打ち切りは不当だと相談にやってきました。
 
 当初は雇用の打ち切りの撤回を争い会社と団体交渉。しかし事態が長期化するなかで日々の生活も大変になってきます。せめてセクハラに対する謝罪と解決金の支払いをと求めました。
 しかし、会社はこれを「事実無根」と突っぱねました。しかし、彼女には動かぬ証拠がありました。それは上司が彼女にあてた「セクハラメール」でした。会社と話し合う中で動かぬ証拠を突きつけると、会社側も認め(はじめはそれでも醜い言い訳をしようとしていましたが)解決金の支払いを認めました。
 彼女はいまは違う職場で元気に働いています。
 交渉や訴訟に至る際、モノをいうのは明確な証拠です。
 パワハラやセクハラなどは、メールを保存しておく。ICレコーダーなどに録音しておくととても大きな武器になります。
 

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