− コラム
【13.02.01】B787と原発事故
3月11日前後におこなわれる反原発集会、どこかに参加しよう!
各支部では、旗びらきが開催されている。多くの支部では旗びらきには地域労連役員の方が来賓として参加していただいている。
地域の実態や地道な運動からかちとってきたことなど、あいさつを聞いていると本当に勉強になる。
昨日は北・足立支部の旗びらきに参加した。北区労連、足立区労連の各議長に出席していただいていた。
北区労連のあいさつの一部をここで紹介したい。
「ボーイング787の事故と原発事故。片や、大事故を防ぐために直ちに使用をやめ安全確認作業をおこなっている。一方で、大事故を起こしいまだ収束もしていない状況のなかで再稼働を始めている。おかしい」ということだ。なぜ原発事故の収束もされないなかで再稼働を強行するのか。活断層の危険性も再認識されるなか、すべての原発でリスクがあるにもかかわらず、「電力がひっ迫している」「節電要請」と電力会社はけたたましく宣伝し、安倍政権も再稼働を推進する立場にある。
くしくも昨日、福島第1原発事故で、福島県郡山市から江東区の国家公務員宿舎に避難していた49歳の男性が死後1か月以上経過したなかで発見されていたことがニュースで報じられていた。
いまもその公務員住宅には1200名の被災者が暮らしている。
住むところを失い、仕事も失い、つながりも失っている人をなんとかすることが最優先だ。
あと1か月ほどで3.11をむかえる。東京地本は春闘方針で3月10日(日)の日比谷公園⇒国会周辺の集会への参加を方針として打ち出しているが、北区も足立区も地域の公園などで地域の様々な人と共同した独自の集会を開催する。
大規模な集会への参加も大切だが、地域から「原発なくせ。復興最優先の政治を」の声を多数派として形成していくことは非常に大切だ。
組合員のみなさん。この記事をお読みのみなさん。3月11日前後で行われる集会へ、1回は参加しましょう。マスコミでの扱いがちいさくても、必ず世論を形成する力にはなります。