厚生労働省発表:学童保育での事故報告書
33都道府県で227件の事故が報告される
厚生労働省は、放課後児童クラブ(学童保育)で発生した昨年1年間の事故(30日以上かかる負傷または死亡事故)が33都道府県で227件もあったことを明らかにしました。
負傷の内訳としては、骨折(182件)が最多で、次いで打撲・捻挫(23件)、歯の破損(12件)と続いています。
学年別では、1年生(87件)が最多で、次いで2年生(64人)、3年生(55件)となっています。
場所別では、校庭などの屋外(130件)、次いで体育館・遊戯室など(40件)、クラブ室・廊下等(40件)です。
事由別では集団遊び中(61件)、遊具からの転落(54件)、球技中(43件)と続いていました。
今年は下校からクラブへむかう途中の交通死亡事故も1件報告されています。
厚生労働省は「事故防止ポイント」などを示し、各自治体に注意喚起をしていますが、最低基準の設置などが求められているのではないでしょうか。