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【12.11.08】東日本大震災関連2題(1)

きらびやかなパレードがおこなわれる町のなかで

 東京の隣の県にあり、クリスマスパレードがまもなくはじまる、東京ディズニーリゾートのある千葉県浦安市。大半は埋め立て地であることはご存じのことと思う。華やかな様相とは裏腹に、いまもなお浦安市内の約9000棟の被災住宅のうち、約5900棟に上る半壊や一部損壊の住宅は、多くが手つかずのままだ。

 舞浜の駅周辺や主要街道には、震災の爪痕は感じられないが、住宅街に入ると、わずかに傾いた住宅の脇に「復旧工事中」の看板が所々にある。建物が沈み、道路下を通る下水管が流れなくなった場所がある。県と市は、補助対象外の住宅に対し、上限100万円の補助を昨年7月から始めたが、申請率は約20%(今年9月現在)にとどまっているという。「どういう工法で地盤強化を図ればいいのか決められない」だけでなく「数百万円がら3000万円かかる金額が大きなネックになっている。
 行政サービスをおこなう公共施設も同様で、「舞浜駅前行政サービスセンター」は、液状化で使用ができなくなっていたが、今月1日、ようやく再開をした上下水道などのライフラインは震災後1か月で仮復旧を終えたが、完全復旧は2015年度までかかる見込みだ。ガス管や水道管などの工事を個々に進めるのではなく、効率化のため、ある程度まとめて行うためだ。下水道管の液状化対策にも時間を要するとのことだ。
 きらびやかな祝宴が行われているすぐそこに、震災からの復興をめざしている人がいることを忘れてはいけないと思う。(参考記事:10月17日 読売新聞)

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