ILO専門家委員会年次報告に関する要請を行いました
なぜ?どうして?が多かった厚生労働省の回答
障害者の就労や福祉的就労の「応益負担」について、2012年3月にILO(国際労働機関)専門委員会から年次報告を受けたことを受けて、政府・厚労省の今後の対応を聞き取りに10月12日に行きました。
厚生労働省は「ILOに対して、来年9月末くらいに回答を出す予定」と回答するにとどまり、現在の状況などは「すべて答えられない」というものでした。
また、ILOから来た文書(英文)をどのように和訳して議論がされているのかについても、「示すようなものはない」という回答です。年次報告に対する回答は、政府・厚生労働省、経済団体代表(経団連)、労働団体代表(連合)での協議を経て回答するとのことです。
なぜ、私たちが提訴にふみきったのか。提訴した結果をどう受け止めているのかを私たちは知る権利があるはずです。厚生労働省の対応に疑問符が残りました