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【11.05.20】第82回メーデーに2万8千人

福祉保育労東京地本から530人が中央メーデーに

 五月一日、強風が吹き荒れるなか、第八二回中央メーデーが東京・代々木公園で開催され、六年ぶりの日曜開催となり、二万一千人が参加しました。

「被災地支援」「貧困と格差の解消」などをスローガンにした式典では、被災地からの訴えとして、宮城県労連の副議長が発言。生活不安の深刻さと解雇などの実情にふれ、その対策の必要性、特に雇用が緊急課題になっていると強調されました。ほかにも登壇者から、雇用確保、脱原発、エネルギー政策の転換などのアピールが続いたことが特徴でした。

みんなの力で福祉予算を増やそう

 福祉保育労東京地本からは、二三区を中心に三五〇人が参加。ここ数年で最高の参加者数となりました。独自のテーマカラーをイエローとし、「みんなの力で○○」「力をあわせて○○」と要求テーマを持ち寄り、デモ行進を新宿まで一時間半おこないました。「福祉予算を増やそう」などとコールを響かせ、時折「アンパンマンのマーチ」やキンキキッズの「フラワー」を流し、街頭にアピールしました。今年は、初めて二台の宣伝カーを走らせて、「平和こそ最大の福祉」などのステッカーをはり、また、「アメニモマケズ」の詩を掲示した幕も持ち、派手にデモを歩きました。「みんなの力で保育新システムをとめよう」「力あわせて福祉予算を増やそう」などのアピールグッズが目立ちました。

 東京は台風並みの強風が吹き荒れはしましたが、デモ終了まで雨は降らず、日曜日開催のメーデーは無事幕を閉じました。解散後は多くの分会で職場単位の食事会などが持たれるなど、ふだんなかなか集まる機会がつくりにくいなか、交流を深め合いました。


三多摩福祉メーデー 交流深めて

 三多摩メーデーが同時刻に井の頭公園で開催され、約七〇〇〇人が集まりました。三多摩地域の福祉保育労東京地本の組合員も一七四人参加。開催前の午前九時からは三多摩福祉メーデーと題して、福祉保育労のなかまで恒例のつどいを持ちました。

 各支部からのあいさつのあと、「アンパンマンのマーチ」をみんなで歌い、シュプレヒコールをあげました。場内で未加入者や新入組合員に組合の説明をする光景も見られました。

 三多摩メーデーでは、復興支援への要求が強調され、産業や地域をこえて団結をかためあいました。なお、中央メーデー、三多摩メーデーとも、その模様がインターネットで録画配信されています。全労連ホームページからアクセスを。

支部でメーデー前夜祭も

 四月二七日には、新中杉支部でメーデー前夜祭が開かれ、新入組合員を含む四〇人以上が参加。メーデーの起源や労働基準法の基礎などの○×クイズで盛り上がり、また当日のアピールグッズを披露するなど、交流を深めました。


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