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第30回定期大会、討論のまとめと議案採択

一人ひとりを大切に「あとひとつ」

【討論のまとめ】
 格差と分断、孤立、貧困が広がるなか、それらと向き合う労働組合の力があらためて浮き彫りになった。一部の保育園では、法人提案をのむことを前提として、交渉に応じないケースも出ているが、職場のルールの決定は、法律というルールのなかで行われていくべき。揺らいでも支え合って、ブレずに対応していこう。

 介護保険制度の抜本的改善は、種別をこえてとりくんでいこう。また、障害や保育をめぐっても、「オール福祉」で私たちとして、とりくみを強めたい。介護も保育も「働きたいのに働けない」「権利としての福祉が保障されていない」という矛盾を改善させよう。

 多摩市議会での陳情採択をうけ、他の自治体議会にも提出が広がっている。多摩市長選の勝利も、コツコツの積み重ねが「成功体験」につながった。都政を変える運動も強めていこう。
 平和と民主主義をめぐっても、特に沖縄基地問題は日本の基地問題としてとらえ、重点を置いていきたい。

 さまざまな苦労のなかでも、組合員を一〇〇人以上増やせた。やってみようというリーダーシップがあちこちで発揮されたことに感謝したい。みんなで学び合いをすすめていこう。

 労働組合は、みんな同じことを言うとか、くらい、かたい、くどいなどレッテルをはられることもある。が、実際は違って、個性、カラーを生かし合う中で組織が強くなり、一人ひとりが成長するのではないか。

 社会的には不安が広がるもと、自己肯定感が持てず、認め合えないムードがある。今日の大会で「プラスワン、あとひとつ」というキャッチフレーズを強調した。一人ひとりを大切にした運営で、今までのとりくみに加えて、支部、分会、また個人で「あとひとつ」の目標を決めてとりくんでいこう。

〔書記長〕

◆議案・宣言を採択
 すべての議案、大会宣言、特別決議がされました。

(2010/10/5発行「しぇいくはんど」より)

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