連絡先 電話:03-5987-2967・FAX:03-5687-1832
トピックス

お知らせ

【09.11.29】現場検証!保育所最低基準‐規制緩和で子

NHKニュースで報道

11月29日、埼玉県内の私立保育園で、「保育制度の解体を許さず保育の公的保障の拡充を求める大運動実行委員会」の主催で、「現場検証!保育所最低基準‐規制緩和で子どもは?!保育所は?!」と題して、保育所最低基準の実態がどうなっているのか、また政府がすすめようとしている最低基準の緩和がされればどうなるのか、問題点を検証する企画が行われました。

最低基準の実地検証が実際の保育現場でされたものですが、29日夜のNHKニュースで報道されました。約4分間の動画ニュースが下記ページから画面をクリックするとみることができます。一定の時間が過ぎるとリンク切れになる模様です。


“保育所基準緩和 質低下に”
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014083551000.html
※上記ページで画面をクリックすると約4分間のニュース動画が

NHKニュース 11月29日 18時47分
深刻化する待機児童の問題を解消するため、厚生労働省が保育所の面積基準の緩和を検討していることを受けて、29日に保育所の職員などで作る団体が保育所を使って今の基準を検証し、基準の緩和は保育の質の低下につながりかねないと訴えました。

検証したのは保育所の職員や保護者らで作る団体で、さいたま市にある認可保育所を使って今の基準で子どもの過ごす環境がどのような状態かを調べました。検証は2歳以上の幼児1人あたり1.98平方メートル以上必要な保育室に、基準に沿った数の子どもたちに入ってもらって食事や昼寝を再現する形で行われました。35平方メートルの保育室に、基準いっぱいの18人の子どもが入って遊び出すと、肩が触れあったり、昼寝の布団が重なったりして、見ていた親からは「余裕がなくて驚いた。もっと伸び伸びさせてあげたい」という声が出ていました。認可保育所の基準をめぐっては、今月、長妻厚生労働大臣が深刻化する待機児童の問題を解消するため東京など都市部に限って面積の基準を緩和する考えを示し、国は来月上旬にも保育所の基準見直しについて正式な方針を決める見通しです。検証に参加した帝京大学の村山祐一教授は「待機児童が多いのは、保育所の量の問題であって、それを面積という質の問題で解決しようとしてはいけない。子どもが安全安心に過ごせる環境は基準で守っていく必要がある」と話していました。

▲ このページの先頭にもどる