【09.05.22】職場・制度・政治カエルぞ!第80回メーデーに4万人超
中央メーデーに三万六千人
五月一日、第八〇回メーデーが開催され、「雇用を守れ」と全国で二二万人が参加しました。代々木公園で開かれた中央メーデーには三万六千人が参加し、福祉保育労東京地本の組合員も一五〇名以上が集まりました。式典では四団体の決意表明の一つとして、福祉保育労東京地本の役員が登壇して発言。介護報酬の引き上げや分会結成についてふれ、「働きつづけられる福祉職場に、それが実現できる制度に、その制度をつくる政治に、みなさん、私たちが変えましょう」と訴えました。「保育制度カエルな」「政治をカエルぞ」などと、「カエル」をテーマにしたプラカードなどを掲げ、カエルを車体の上に乗せた宣伝カーを先頭にデモ行進を行いました。
初めて参加した組合員は「あんなに大勢の方が集まるものなのかと驚きました。職業も年齢も住む地域も様々ですが、こんなにもたくさんの仲間がいるんだなと心強くなりました。暑い中歩くのは正直大変でしたが、声をあげて最後まで歩いたことは良い経験になり、新しい気持ちでまた頑張っていこうという気持ちになりました」と感想を語っていました。
登壇し要求アピール
井の頭公園で開かれた三多摩メーデーには、福祉保育労の組合員九〇人を含む六八〇〇人が参加。開会前には、福祉保育労の組合員で集まる三多摩福祉メーデーを開き、プラカードなど要求グッズの交流や歌などで盛り上がり、シュプレヒコールをあげ、式典に向かいました。
式典では、多摩稲城労連として、こぐま保育園や桜ヶ丘第一保育園などの組合員が環境問題をアピール。また、府中共同作業所の組合員と利用者は、障害者自立支援法の矛盾を訴え、「撤回させよう」と力強くアピールしました。
両メーデーの模様は、五月末までインターネットで動画配信されています。
第80回メーデー動画配信(五月末まで)ページ
http://danart.co.jp/danart_51movie/0951movie.html
(福祉保育労東京地本「しぇいくはんど」5月号より)